物忘れを防ぐ方法>あなたがテーブルの上のものを掴む事のできる理由

私達はテーブルの上などにおいてある物をつかもうと
したとき、何も意識せずにスムースにつかむことができます。
これは小脳の働きによるもので、その距離や、つかむ力などを
調整しているためです。
小脳とは大脳の２０パーセントくらいの重さしかありません。
しかし面積は75パーセントもあるのです。
大脳と同じようにシワもありますが、このシワが非常に細かく
「ギュっ」と凝縮されている感じですね。

神経細胞の数にいたっては、大脳が１４０億個に比べて
1000億個以上あります。
この小脳は以前は、体の平衡感覚、運動に関する分野に
限られていると考えられていましたが、
知的分野、精神分野でも活動している事が最近わかってきました。
大脳が萎縮してしまう「アルツハイマー」と言う病気は
ご存知ですよね。この病気の患者さん達は小脳の働きが
非常に活発になっているのです。

これは大脳に変わって記憶や認識の働きをカバーしていると
考えられています。
そして、この小脳は高等動物ほど進化、大きいのです。
このことから小脳の働きが高等動物になるほど
重要だという事です。

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