物忘れを防ぐ方法>匂いを使って上手く記憶力を上げるコツ

実は、記憶の連想と言うのは言葉や出来事だけではありません。
では他に何に反応するのでしょう。
それは感覚です。
よく電気ドリルの音を聞いて「歯医者」を思い出したり、暑い部屋に
入ると「サウナ」を思い出したりしたことはないですか？
そのほかにも、寒かった事や、怖かった事など、様々な感覚が
いろんな記憶と結びついています。
そして、その中でも一番記憶と強い結びつきがあると
いわれているのが「匂い」なのです。

昔の彼女の香水の香り、花火の火薬の匂い、夏の日に
急な夕立ちで冷やされたアスファルトの匂い、
様々な匂いが私達を物思いにふけらせてくれます。
匂いと言うのは電気信号に変えられ、嗅球（きゅうきゅう）
と言う器官に運ばれるのですが、この器官が海馬と
強い結びつきがあるため、においに伴う感情や出来事はセットで
強く記憶されやすいのです。

ということは、この匂いを使い、記憶力を高める事の
できるということです。学生や何かの資格を取得するために
勉強中の方は、お気に入りの香りを部屋一杯にして勉強すると
良い結果が得られるかもしれませんよ？